西臼杵地域支部にて、食育推進リーダー橋本美代子さんが代表を務める“いきいき女性アドバイザー高千穂天照”による伝統料理体験と食育講習会を開催しました。
参加したのは、高千穂町子育て支援センターの利用者親子33名で、「花餅」づくりに挑戦しました。
花餅は、小さく丸めた赤、緑、白の餅をヤナギやニシキギの枝に飾り付け、花に見立てたもので、五穀豊穣や無病息災などを願う高千穂の正月の伝統的な風習す。講師の橋本さんは、昔ながらの風習を若い世代にも伝えていきたいと、毎年、この取組を行っています。
参加者した保護者からは、『初めて花餅づくり体験に参加したが、皆さんと会話してふれあいながら伝統行事について知ることができて良かった』『昔からの伝統を受け継いで行くことはとても大切だと思った』などの感想が寄せられました。
子どもたちも『丸めるのが楽しかった』『おもちがやわらかくて、おいしかった』と楽しみながら作業を行っていたようです。
花餅づくりの後は、高千穂町産の餅米でついた餅を入れたぜんざいを皆で食べました。
西臼杵地域では、今後も地域の伝統行事や料理について伝える活動を通して、食育・地産地消を進めることとしています。
★活動の様子は、PDFファイルで詳しくご覧いただけます。