西諸県地域支部にて、「高齢者のための低栄養予防いきいき講座」を開催しました。
講師は、食育推進リーダーの大迫眞智さんと日高三千代さんです。
この日は、高原町内の高齢者21名が参加しました。
まず、大迫眞智さんが食育講話を行い、元気の源となる毎日の食生活に気を付け、低栄養に陥らないよう呼びかけました。
<講話のポイント>
*高齢になると、味覚の感覚や嗅覚が鈍くなり、濃い味付けにしがちなので、塩分・糖分を取り過ぎないようにしましょう。
*野菜の摂取料は、1日350gが目安。日持ちがよい野菜(かぼちゃ、いも、にんじんなど)を買い置きしておくと、手軽に摂取しやすくなります。
*果物は糖分が多いので、摂り過ぎに注意しましょう。
次に、日高三千代さんが絵本の読み聞かせを行い、『気持ちの持ちようで人は何歳にもなれる、なんでもできる』と考えさせられるお話などを紹介しました。
最後に調理実習を行い、参加者全員で、普段の食事にとり入れにくい乳製品を用いたメニューなどを作りました。
高齢者は手際が良く、豚しゃぶヨーグルト味噌ソースなど5品を短時間で作り上げました。
試食した参加者からは、「露骨に乳製品が入っている感じがしないので、乳製品が苦手な方でも大丈夫そう」「乳製品のまろやかな風味が大変おいしい」などの感想がありました。
当日は、宮崎日日新聞社の方が取材にこられ、後日、新聞に掲載していただきました。