西臼杵地域支部では、高千穂町立田原小学校と連携し、食育講座及び地産地消料理教室を開催しました。
参加したのは、田原小学校の5、6年生と保護者、先生など約50名です。
まず、高千穂町で保健師を務める工藤麻里奈さんが、「家族で守ろう!家族の健康」と題し、高千穂町の健康にまつわる現状を説明しながら、正しい食生活や適度な運動、睡眠の確保などを呼びかけました。
次に、食育推進リーダーの竹次悦子さん、興梠ます子さんが講師となり、米粉を使った身体に良いおやつ作りを行いました。
<メニュー>
・おから米粉もっちり蒸しパン
・バナナのカッテージチーズ和え
参加した皆さんは…
○牛乳からチーズが簡単でできるなんて思わなかった
○手づくりチーズは牛乳くささがあまりなくて、さっぱりして美味しい
○材料を混ぜるだけでできるので、家でも作ってみたい
○家ではおからは食べないし、給食でもあまり出ないので、興味を持った
など、このメニューに大変関心をもたれたようです。
また、保健師の工藤さんからは、
○卵や小麦粉を使わないので、これらのアレルギーがある方でも食べられる
○おからは、植物性タンパク質や繊維質に富んでおり、育ち盛りの子どもたちに必要な栄養を、このおやつで補える
○チーズは今回のようなおやつだけでなく、パスタに入れたり、トマトと一緒に食べたりするのにもよいので、料理に使う時には、牛乳を温める時に塩を少々加えると、チーズの味が濃くなって美味しい
など、身体によいおやつとして太鼓判をいただきました。
当日は、新聞社からの取材があり、7月8日(月)には夕刊デイリー、7月9日(火)には宮崎日日新聞社が、それぞれ記事を掲載してくださいました。
西臼杵地域支部では、今後も身近な食材で身体にやさしい料理を推進する食育・地産地消の取組を進めることにしています。