高鍋農業高等学校から、食農プロジェクトの活動報告が届きました。
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「学ぼう!日本の稲作文化!!
~イネづくりから餅つきまでを通した食育活動~
高鍋農業高等学校では、高鍋中学校の3年生3クラス(116名)を対象に水稲栽培を題材とした食育活動を行っています。
6月13日は、今年4月に田植えをした本校の田んぼで除草作業を行う予定でしたが、あいにくの天候不良のため急遽『出前授業~農業編~』を行いました。
<プログラム>
1 はじめの会
2 お米ができるまで
3 農業クイズ王選手権
4 イネの成長
5 お米を使ったアイスの試食・アンケート調査
6 終わりの会
「お米ができるまでにどんな作業があると思いますか?」
種まきから収穫、そして食卓に並ぶまでの流れについて話した後に、中学生が田植えを行った現在のイネの状態について実物を用いて説明をしました。
「3本植えたはずの稲の苗が現在ではこんなに大きくなっています。何本あるでしょうか?」苗の本数を中学生と一緒に数え、42本と田植えの時より10倍以上。
お米ができるまでに掛かる手間暇と、イネの成長振りに驚いた様子の中学生。
「ご飯を残してはいけないね。」
そんな声も聞こえてきました。
また、お米を使ったお菓子を食べてもらおうと高校生が試行錯誤の末に考えた「お米を使ったアイスクリーム」を全員で試食しました。ほんのりとお米の食感の残るアイスクリームに中学生も大喜びでした。
終わりの会では、「今回の授業を通してお米作りの大変さを知り、お米で素敵なアイスクリームが出来ることに感激しました。収穫するのが楽しみです。」と代表の中学生があいさつをしてくれました。
お米の魅力に触れてもらうことのできた出前授業~農業編~となりました。
次回は、8月に「収穫体験」を予定しています。