食育・地産地消情報

食農プロジェクト:総合農試薬草・地域作物センターの活動報告

2013年06月18日

みやざきの食と農を考える県民会議では、農業のカリキュラムを持つ県立高校や農業大学校、総合農業試験場薬草・地域作物センターで農業体験や調理実習などを継続して行う「食農プロジェクト」に取り組んでいます。

このたび、総合農業試験場薬草・地域作物センターから活動報告がありましたので、お伝えします。

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 5月23日、野尻町幼稚園年長組さんとその保護者を対象に、佐土原なすとハーブを使った取組を行いました。
 
 まずは、伝統野菜「佐土原なす」の定植です。
 園児達は、いつから収穫できるのか、どんな色・形の実がつくのか、大きくなるのを心待ちにしているようでした。一緒に植えた「筑陽(一般的に売られている品種)」との違いも楽しみです。

 次は、カモミールを収穫しました。カモミールの名前は、「大地のリンゴ」を意味するギリシャ語に由来しています。花を摘みながら、リンゴに似た香りを楽しみました。

 今後は、室内に入って、調理実習です。
 ここでは、あらかじめ乾燥させておいたカモミールを使います。
 まず、カモミールの香りを移した牛乳を使って“カップケーキ”を作りました。手軽にできて美味しい!と好評でした。
 最後は、カモミールにお湯を注いだハーブティとカモミールのミルクティを飲みながら、カップケーキを頂きました。園児達には、ハーブティが少し苦手のようでしたが、自分で作ったカップケーキは、とても美味しかったようです。

 保護者からは、「子どもと有意義な時間が過ごせて良かった」「子どもと生長していく“なす”を一緒に見ていきたい」など、うれしい感想が寄せられました。
 
★ カモミールのカップケーキの作り方をご紹介しています。
ぜひ、PDFファイルをご覧ください。