食育・地産地消情報

学校給食第2弾~くさぎな御飯ほか(東臼杵地域)

2011年09月06日

地場産品を活用した学校給食献立の第2弾は、美郷町立北郷小学校です。
苦みのある“くさぎな(草木菜)”を食べやすく調理した、伝統食材を活かした献立です。また、豆腐と白玉で作った“だご”汁は、つるん!もちもちとした食感が楽しめます。




●牛乳
●くさぎな御飯
●だご汁
●鶏肉のねぎ味噌焼き
●梅おかか和え

★ 献立の説明 ★
美郷町の食材を全ての料理に使っています。
草木菜は最近の家庭ではほとんど食べなくなっており、草木菜を知らない子供がいるのも少なくありません。におい・味にくせがあり、慣れないとなかなか食べにくいですが、保存食として重宝されてきた美郷町の地場産物を残していきたいという思いもあり、献立に入れてみました。
だご汁には北郷の豆腐を使って団子を作り、実・だしとし良い味を出してくれる、子どもたちも食べ慣れている干し椎茸を利用しています。
鶏肉は西郷の地鶏を使用し、北郷の味噌で味付けし、和えものは南郷の梅を使って味付けをしています。
北郷・南郷・西郷、美郷町の3区の地場産物を使った献立で、普段の給食でも無理なく活用できる献立を考えてみたので、是非利用してもらいたいと思います。

★ 地場産物活用についての取り組みや意見 ★
地場産物の食材はそう多くあるわけでもないので、地場産物を郷土料理に近づけて活用しようと思うと献立にも偏りが出てきてしまうが、新しい目線で献立の幅を広げていくことが重要だと感じています。
地場産物については予算の関係もあるが、繰り返し利用し、繰り返し知らせていくことで子どもたちに定着していっているように思います。また、できるだけ生産者の方との交流の機会を持ち、食材に対する関心度を高める工夫も必要だと感じています。

★詳しいレシピはこちらをご覧ください↓
http://www.miyazaki-gk.jp/cgi-bin/recipe/view.cgi?sline=8&print=1&keys10=8%8C%8E19%93%FA%20%8B%8D%93%FB%81E%82%AD%82%B3%82%AC%82%C8%8C%E4%94%D1%81E%82%BE%82%B2%8F%60%81E%8C%7B%93%F7%82%CC%82%CB%82%AC%96%A1%91X%8F%C4%82%AB%81E%94%7E%82%A8%82%A9%82%A9%98a%82%A6%81i%94%FC%8B%BD%92%AC%97%A7%96k%8B%BD%8F%AC%8Aw%8DZ%81j&tid=list2