中部地域支部より、食育ティーチャー活動の報告です。
11月21日に、宮崎市の食育ティーチャー矢野智香子さん、島川香理さん、砂地義春さんによる食育ティーチャー活動「食育おさかな体験!~さかなってどうなってるの?見て・触って・食べてみよう!~」を開催しました。
今回の活動は、宮崎市立宮崎港小学校4年生86名を対象に行われました。
初めに、カンパチの解体を見ながら、魚のからだの仕組みについて板前さんから教えてもらいました。また、漁師である砂地さんや、今回の活動に協力頂いた仲卸業者の(有)丸哲さんの話を聞いて、漁業や魚について児童が疑問に思ったいろんな事を質問しました。
ふれ合い体験では、砂地さんが捕ってきたシュモクザメやホウボウ、ウツボなどの、普段はなかなか見る機会のない様々な魚を、じっくり見て、触って、楽しい体験ができました。
いろいろな体験をした後に、お待ちかねの試食タイムです。今回は、さばいたカンパチのお刺身と、チリメンや漬けをごはんに乗せた海鮮丼、「もったいない」の気持ちを学ぶために魚のアラを活用したアラ汁が出ました。魚のアラも捨ててしまうのではなく、こんなに美味しいお味噌汁ができるということを話したところ、おかわりをする児童もいました。
今回の活動では、普段、交流する機会の少ない漁業について、その業界の人と実際にふれ合い、学ぶ良い機会になったと思います。
中部地域支部では、これからも食育ティーチャーの行う食育・地産地消活動のサポートを行って参ります。