中部地域支部より食育ティーチャーの活動報告です。
中部地域では、食育ティーチャーの方々がそれぞれ食育・地産地消についての活動を積極的に展開していますが、食育ティーチャーの矢野智香子さんと砂地義治さんが、小学生を対象にした「食育おさかな体験!」を開催しましたので報告します。
今回の受講者は、宮崎市立宮崎港小学校の4年生64名でした。
最初に宮崎漁業協同組合の郡司参事から地域で捕れる魚の種類などの説明を受けた後、板前さんによるカンパチ解体を全員で見学しました。カンパチに包丁が入るたびに拍手が上がったり、内臓の説明に驚きの声が上がったりと賑やかに進んでいきました。その後は、鯛やいか、やがらといった魚を全員で実際に触って魚介類の感触を実感し、カンパチのお刺身、鰯の焼き魚、アラ出汁のみそ汁の試食でみんな心ゆくまで味わいました。
試食後は、矢野さんによる地域で捕れる魚のクイズ、チリメン加工場や宮崎漁港の見学を行い、見て、触って、食べて魚を体験し、魚介類や水産業に対する関心が高まったようでした。
引き続き、中部地域支部では食育ティーチャーの活動を通じて、中部地域の農水産物の魅力をお伝えしていきます。
(写真説明:左上から反時計回りに①カンパチの解体②魚との触れあい③試食④魚のクイズ)
日時:平成28年10月25日(火) 9:00~12:00
場所:宮崎漁港、㈲まるや海産
受講者:宮崎市立宮崎港小学校の4年生64名、教職員3名