地域活動情報

弁当の日応援隊!延岡の地産地消弁当を作って食べよう!

2012年12月28日

平成24年12月18日(水)に、県立延岡工業高校とみやざきの食と農を考える県民会議東臼杵地域支部が協力して『弁当の日』活動を行いました。
 内容は、「弁当の日応援隊」※1と「食育推進リーダー」※2が連携して、延岡市立上南方小学校5年生の「地産地消弁当づくり」を手伝い、児童・生徒の食や農への興味関心を高めることを目的に行いました。

※1 「弁当の日応援隊」とは、県立延岡工業高校生活工学科フードデザインコースの生徒が結成した延岡市内の小中学校で行われる「弁当の日」活動を支援するための団体です。
※2 「食育推進リーダー」とは、地域に根ざした食育・地産地消活動のけん引役として、みやざきの食と農を考える県民会議が選定・育成し、登録している方々です。


 「弁当の日応援隊」の活動目的は、①児童の調理のサポート、②地産地消の意識を高めること、③地元の食文化に対する意識を高めてもらうこと、です。
 このため、「弁当の日応援隊」と「食育推進リーダー」は、出来るだけ地域の食材だけで作れる弁当のおかずを考えました。
 そのおかずは、「みんな大好きたこ焼き風」、「サツマイモとリンゴの重ね煮」、「切り干しダイコンの炒め煮」、「スペインオムレツ風」、「ブロッコリーの塩ゆで」、「次郎柿」の6品です(レシピは、一番最後に掲載してます)。


 児童・生徒達は6班に分かれて、それぞれのおかずを分担して作り、児童は「弁当の日応援隊」や「食育推進リーダー」から包丁の握り方や焼き方など様々なことを楽しみながら学びました。
 調理後にはおかずを弁当に詰め、体育館に移動して「弁当の日応援隊」の高校生や「食育推進リーダー」との交流を楽しみながら昼食を取りました。
 児童は「高校生のお姉さんが優しく教えてくれて嬉しかった」、生徒は「自分達が小学生の時には無かった授業なので、ぜひ、今後も家で料理したりして、今日の授業を活かすようにして欲しい」と感想を言っていました。

 また、今回の活動には、宮崎県立高校の家庭科教諭等による「宮崎県高等学校教育研究会家庭部会延岡地区会」から9名の見学者も来られました。私どもとしましては、今後の高校教育において食育・地産地消の推進に役立てていただければ幸いと考えています。

 みやざきの食と農を考える県民会議東臼杵地域支部では、地域に根ざした食育・地産地消推進活動を支援しています。
 今後も、食育・地産地消の推進を目指して活動をしてまいりますので、皆様の御支援と御協力をよろしくお願いします。



中心におられるのが、「弁当の日応援隊」を引率している石川教諭です。

高校生が小学生に包丁の使い方を教えています。

小学生が、スペインオムレツ風を作るために、具材を入れた卵を一生懸命に溶いています。

スペインオムレツ風を上手く焼くことが出来て、児童も生徒もにっこりピース!
 
 小学生に話を聞いてみると、多くの小学生が御飯づくりを手伝った経験を持っており、中には朝食を作るのは自分の担当だという頼もしい小学生もいました。
 このため、弁当づくりもかなりスムーズにでき、時間内に作り上げることができました。

 ちなみに、こちらが今回作ったお弁当です。


ここからは、それぞれの班で弁当づくりが終わったときの記念写真です。



(一番右の女性が、食育推進リーダーの愛川さんです)

(一番右の女性が、食育推進リーダーの伊東さんです)




弁当づくりが終わった後に、みんなで記念写真を撮ってから弁当を食べました。



(高校生と小学生が弁当づくりを通して仲良くなりました。)

(みんなで食べる昼食は美味しいですよね)

 小学生に感想を聞いてみると、美味しい、自分でも母親に作ってあげたいなど、大変嬉しい感想を聞くことが出来ました。
 また、高校生も小学生に教える喜びを感じて貰えたようです。

 最後に、本日の弁当レシピを掲載しておきますので、ここを見られている皆さんも一度作ってみませんか?